更新日:2026年3月4日 (水)

公開日:2021年12月23日 (木)

離婚で相手方が弁護士を立てた場合の対応方法について解説

離婚で相手方が弁護士を立てた場合の対応方法について解説 離婚で相手方が弁護士を立てた場合の対応方法について解説

サマリー

離婚の話し合いをする際に、相手が弁護士を立てるケースがあります。

この記事では、そのような状況になった場合にどのように対応すべきなのか、考えられるリスクとあなた自身も弁護士を立てるべき理由について解説します。

離婚で相手方が弁護士を立てた場合の対応方法は?

離婚で相手方が弁護士を立てた場合の対応方法は、以下の2つです。

相手方との直接の話し合いを止める

相手方と直接の話し合いを止めましょう。

通常、相手方の弁護士は、今後は当事者間で直接話し合いをするのではなく、弁護士を通すように通知をします。

相手方が弁護士を立てる理由の一つとして、直接やり取りをしたくないと考えているケースが多いです。

直接話し合いをしても感情的になって解決の見通しが立たない、会うこと自体がストレスになっているなど、さまざまな理由があります。

「夫婦として生活してきたのに直接話すこともできないのか…。」と納得できないかもしれませんが、相手方が弁護士を立てた以上は、直接話し合いを求めるのは止めましょう。

相手方の弁護士からの連絡を無視しない

相手方の弁護士から連絡があった場合は、無視をせず、適切に対応しましょう。

無視をすると心証が悪くなりますし、相手方が何を要求しているのか把握しなければ、あなた自身の主張もまとまりません。

長く放置をし続けると、いつの間にか自分に不利な判決が取られてしまうケースもあります。

相手方の弁護士とのやり取りが苦痛でも、無視をせずに対応をしましょう。

相手方弁護士とあなたが直接やり取りするリスクは?

相手方弁護士とあなたが直接やり取りをするリスクは、以下の3つです。

不利な条件を突き付けられる可能性がある

相手方弁護士とあなたが直接やり取りをした場合、不利な条件を突き付けられる可能性があります。

相手方の弁護士は、依頼者の希望を実現するための交渉をしてきます。

交渉のプロである弁護士を相手に対等なやり取りをするのは難易度が高いと考えたほうがよいです。

一見すると提示された条件が平等であるように見えても意外な落とし穴が隠れているケースがあります。

発言の揚げ足取りをされる可能性がある

相手方弁護士とあなたが直接やり取りをした場合、発言の揚げ足取りをされる可能性があります。

相手方弁護士は、有利に話し合いを進められるようにあなた自身の落ち度をさりげなく追及してきます。

そのため、感情的になって発言したことなどを取り上げ、証拠にされるリスクがあります。

精神的に疲弊して冷静な判断ができなくなる

相手方弁護士とあなたが直接やり取りをした場合、精神的に疲弊して冷静な判断ができなくなる可能性があります。

相手方弁護士に隙を見せないように、交渉の場では、張りつめた状況で話し合いが進められると思います。そうした日々が続くと精神的に疲れてしまいますし、どうでもいいから早く終わらせてほしいと投げやりな精神状態になる可能性も否定できません

離婚に関する話し合いは人生を左右する大切なことです。冷静な判をするためにも、あなた自身が追い詰められないようにしましょう。

離婚で相手方が弁護士を立てたらあなたも弁護士を立てるべき理由

離婚で相手方が弁護士を立てたら、あなたも弁護士を立てるべき理由は以下の3つです。

対等な立場で交渉を進められる

あなたも弁護士を立てれば、対等な立場で交渉を進められます。

離婚案件を手掛けてきた弁護士を相手にあなた自身が直接交渉をするのは、どう考えても分が悪いです。

あなたの味方になってくれる弁護士を立てれば、相手方と平等な立場で土俵に立てると考えてよいでしょう。

不用意な発言で不利な状況に陥るリスクを回避できる

弁護士を立てれば、不用意な発言で不利な状況に陥るリスクを回避できます。

常に冷静な人でも、弁護士とやり取りをする中でカッとなって感情的になる場面があるかもしれません。一瞬の不用意な発言が不利な離婚条件に繋がります。

あなた自身も弁護士を立てて、感情的な対立が起こりにくい状況を作るのは大切なことです。

精神的な負担が軽減できる

弁護士を立てれば、精神的な負担が軽減できます。

あなた自身で相手方弁護士とやり取りをすると、多くの時間を取られます。

弁護士を立てたら、あなたの代わりにやり取りをしてもらえるので、時間を割く必要もありませんし、何よりも精神的に楽になります。

離婚問題を弁護士に依頼する際のポイントは?

離婚問題を弁護士に依頼する際のポイントは以下の3つです。ぜひ弁護士を選ぶ際の参考にしてください。

離婚問題の解決実績が多い弁護士を選ぶ

離婚問題の解決実績が多い弁護士を選びましょう。

弁護士には、それぞれ得意分野や力を入れている分野があります。多くの離婚問題を解決している弁護士であれば、さまざまな事例を経験しているため、対応力の高さが期待できます

一般民事事件や家事事件の扱い実績が豊富な法律事務所は離婚問題にも精通しているケースが多いです。

事務所のホームページなどでどのような案件を手掛けているかチェックしてみるとよいでしょう。

相性の良い弁護士を選ぶ

あなたが直接話をして、相性が良いと思える弁護士を選びましょう。

人間同士ですから、相性が合う、合わないは仕方がないことです。話がかみ合わないなど、相性の悪い弁護士と離婚問題を解決していくのは難しいですし、精神的負担になります

最近は、初回相談を無料で対応している事務所がありますので、こうしたサービスを利用して自分と合う弁護士かどうかを確認しましょう。

自宅や職場からアクセスしやすい場所に事務所を構えている弁護士かどうかも重要なポイントです。離婚問題は何度か弁護士とやり取りしなければいけない機会があります。弁護士とのやり取りはスムーズにできるけれど、事務所が遠かったりアクセスしづらい場所にあったりする場合は、避けたほうが無難かもしれません。

弁護士費用を明確に提示する弁護士を選ぶ

弁護士費用を明確に提示する弁護士を選びましょう。

弁護士費用は、着手金や成功報酬など分かりづらい部分があります。依頼前にどのぐらいの費用がかかる可能性があるか、説明をしてくれる弁護士に依頼をしましょう

弁護士費用は、事務所ごとに自由に設定ができます。余裕があれば複数の事務所に問い合わせをして、金額を比較してみましょう。

まとめ

離婚の話し合いをしていた相手方が弁護士を立てたら、焦ることと思います。

相手方が弁護士を立てたら、平等な話し合いをするためにもできるだけ早く弁護士に依頼しましょう。

ネクスパート法律事務所には、離婚案件に強い弁護士が在籍しています。

初回相談は30分無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

コラム監修者

石田 志寿

石田 志寿

弁護士詳細を見る

関連記事を見る

示談交渉とは?刑事事件の示談の流れや注意点・示談金相場を徹底解説

2021.11.16

弁護士

刑事事件

強制わいせつ

強制わいせつ罪

痴漢

盗撮

示談交渉とは?刑事事件の示談の流れや注意点・示談金相場を徹底解説

刑事事件の示談交渉を自分でやる手順と注意点

2022.05.30

弁護士

刑事事件

刑事事件の示談交渉を自分でやる手順と注意点

刑事事件の示談交渉に必要なテクニックと弁護士に依頼するメリット

2023.07.25

弁護士

刑事事件

刑事事件の示談交渉に必要なテクニックと弁護士に依頼するメリット

警察の取り調べはひどい?自白強要される?注意点と対処法を解説

2024.11.26

弁護士

刑事事件

警察の取り調べはひどい?自白強要される?注意点と対処法を解説

医師が逮捕された場合特有のリスクとは

2022.05.12

弁護士

刑事事件

医師が逮捕された場合特有のリスクとは

PREV
NEXT