更新日:2026年2月26日 (木)

公開日:2024年2月29日 (木)

不貞行為の証拠を出すタイミングと注意点を不倫に強い事務所が解説

不貞行為の証拠を出すタイミングと注意点を不倫に強い事務所が解説 不貞行為の証拠を出すタイミングと注意点を不倫に強い事務所が解説

サマリー

不貞の証拠をみつけてしまうと、感情的になってすぐに配偶者や不倫相手に突き付けてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、早めに手の内を明かしてしまうと、相手に対策されてしまう危険や証拠を消滅させてしまう危険があります。

そのため、不貞の証拠を見せるタイミングは十分注意しなければなりません。

以下では、どのタイミングで不貞の証拠を出すべきかについてご紹介します。

不貞行為の証拠を出すタイミング

不貞行為の証拠を出すタイミングは、以下の2つのタイミングがそろった時です。

  • 相手が不貞行為の存在を否定したときや嘘の説明をしたとき
  • 不貞行為の証拠がそろったとき

相手が不貞行為の存在を否定したときや嘘の説明をしたとき

相手が不貞行為の存在を否定したとき嘘の説明をして不貞行為を隠そうとしたときは、不貞行為の証拠を出しましょう。

なぜなら、相手が否定したときや嘘の説明をしたときに不貞行為を行った証拠を示すことで、言い逃れができなくなるからです。言い逃れができずに不貞行為があったことを認める場合もあります。

不貞行為の証拠が十分そろったとき

1.1のタイミングに加え不貞行為の証拠が十分そろったときに不貞の証拠を出すべきです。

なぜなら、相手が不貞行為の存在を否定したときや嘘の説明をしたときに、相手に十分でない証拠を示しても、適当に言い逃れをされてしまうことがあるからです。

適当な言い逃れをされてしまうと、それ以上追及できなくなってしまい、結局不貞行為を認めてもらえないという結果に陥ってしまうことになりかねません。

もっとも、十分な証拠かどうかというのは法律的判断が必要であるため、あなた自身で判断することが困難かもしれません。不貞行為を裏づける証拠が十分か判断できない場合は弁護士に相談されることをおすすめします。

不貞行為の証拠を出すときの注意点

不貞行為の証拠を出す際の、主な注意点は以下の3つです。

  • 証拠を複数用意する
  • 別居や離婚をしない場合は慎重に証拠を出す
  • 決定的な証拠は最後にとっておく

証拠を複数用意する

証拠は複数用意してください。

証拠の数は多ければ多いほど良いです。
なぜなら、複数の証拠が組み合わさって、不貞行為の存在を証明できるからです。

例えば、メッセージのやり取りで肉体関係を疑わせる会話のやりとりがされていただけでは、証拠として弱いですが、これに加えてラブホテルで滞在していたという写真や動画の証拠が見つかった場合は不貞行為があった事実をより強く推測でき、不貞行為が認められやすくなります。

不貞行為を基礎づける有力な証拠として、以下のものが挙げられます。

  • 配偶者と不倫相手がラブホテルに出入りする写真又は動画
  • 性交中やその前後の写真や動画
  • クレジットカードの使用履歴のうちラブホテルでの使用履歴
  • 肉体関係を疑わせる配偶者と不倫相手とのメッセージ
  • 配偶者の使用する車の移動記録のうち、ラブホテルに滞在している記録
  • 肉体関係を疑わせるドライブレコーダーの会話記録
  • 配偶者や不倫相手が不貞関係を自白した録音

※上記の写真や動画は誰が映っているのかわかることが前提です。

証拠の収集は根気のいる作業ですし、なかなか見つからないかもしれません。

あなたが疑っていることに配偶者が感づいてしまうと余計に証拠を集めることが難しくなってしまいます。
そのため、感情としてはかなりお辛いかもしれませんが、普通の様子を装って証拠収集を行い続けることが今後のあなたにとって有利な方法です。

別居や離婚をしない場合は慎重に証拠を出す

別居、離婚をしない場合慎重に証拠を出していきましょう。

なぜなら、決定的な証拠をすべて出し、不貞行為があったことを認めるように問い詰めることは夫婦関係に亀裂を生じさせかねないからです。

夫婦の亀裂は、子供に対しても悪影響を及ぼしますし、不倫発覚当初は別居や離婚する予定はなかったにもかかわらず、最終的に別居や離婚に至ってしまうという可能性を高めてしまいます。

別居や離婚をしないものの、不倫証拠を見つけ出したいと考えているあなたは、ただ不倫を認めて謝ってほしい不倫相手に対してのみ慰謝料請求したいという気持ちをお持ちではないでしょうか。

そうだとすると、配偶者に対して不貞行為を認めるように厳しく追及するのではなく、まずは不貞に関する弱い証拠を提示し、「正直に話してほしい」「別居や離婚はなるべくしたくない」といった意志を見せ、なるべく配偶者が自発的に不貞行為を認めるように誘導しながら話し合いを行うことが大切です。

決定的な証拠は最後にとっておく

強めの証拠決定的な証拠は最後とっておきましょう。

なぜなら、話合いの段階で決定的な証拠を示してしまうと、裁判で証拠を提出された場合に備えて対策される危険証拠隠滅される危険があるからです。

証拠対策や証拠隠滅されてしまうと、新たな証拠の収集が必要となってしまうおそれがあり、それが見つけられなければあなたが負けてしまうこともあり得ます。

話合いの段階で決定的な証拠を相手に突き付けたとしても、必ずしも謝罪などが得られるわけでもなく、手の内を見せてしまったに尽きてしまい。あなたにとって不都合な状況が発生する可能性もあります。

そのため、決定的な証拠は初期段階では出さず、裁判までとっておくことをお勧めします。

まとめ

不貞行為を裏付ける証拠を収集することは大変です。

大変な苦労をして得た証拠が、出すタイミングを間違えたことで有力な証拠として扱うことができなくなってしまえば、あなたの努力が水の泡になってしまいます。

そのため、どのタイミングで不貞の証拠を出すかは重要です。

ネクスパート法律事務所ではこれまで不倫に関するご相談を9800件以上受けております。

不貞行為に関することでお困りの方は一度弊所までお問い合わせください。

コラム監修者

石田 志寿

石田 志寿

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